写真ゼロ番地 知床 について
自然豊かな最涯ての観光地・知床。
昔から多くの眼差しが集まり、カメラを向けられてきました。
知床といえば「大自然」や「野生動物」。
その素晴らしさは言うまでもありませんが、
一方で知床には地域に根付いた人々の暮らしや、独自の文化と歴史があります。
「写真ゼロ番地 知床」は、写真家の石川直樹さんと一緒に
観光客はもとより、地元の人でさえ気付かなかった新しい知床の一面を
写真ワークショップなどを通じて発見、発信するプロジェクトです。
知床 について
オホーツク海に約70kmつき出た北海道北東部の先に位置する知床半島。
知床半島の北半分が斜里町、南半分が羅臼町です。
知床の海は冬、流氷に覆われます。
流氷が運んでくるプランクトンを魚が食べ、鳥たちもその恵みを受けます。その魚がふるさとの川をのぼってヒグマなど陸の生物のエサになり、海・川・陸にまたがる、一大食物連鎖が四季を通して見られます。
このような知床独特の生態系からなる命の循環と、自然を守る地域の人々の活動などが評価され、2005年、世界自然遺産に登録されました。
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